くろいわじゅうさんぼとけ
黒岩十三仏

日笠山東側に、通称「黒岩さん」と呼ばれる十三体の仏像を岩に刻んだ磨崖仏があります。長方形の面には上段に五仏、下段に八仏の座像が刻まれています。

銘文から永正2年(1505年)のものとわかります。十三仏は室町時代の仏教思想のうち死者の回忌をつかさどる仏をあらわしたもので、不動・釈迦・文殊・普賢・地蔵・弥勒・薬師・観音・勢至・阿弥陀・阿閃・大日・虚空の仏菩薩のことをさします。
言い伝えによると、鎌倉時代中頃に時光上人(時光寺開基)が生身の阿弥陀如来を拝む誓いをたてて、この地で百日座禅を組んだ時読経のかたわらに爪で刻んだと言われていますが、実際は室町時代中頃に1人の尼さんが逆修供養のため、一生かかって刻んだものだそうです。
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